ambassador: 3周年を迎えたいま、想うこと。- vol.1 -

ambassador: 3周年を迎えたいま、想うこと。- vol.1 -

みなさん、こんにちは。
ambassador:を統括してる、佐武統馬です。

2022年3月15日の今日は、ambassador:が日本上陸3周年の記念すべき日です。

3年という年月は、短くもあり長かった3年間でした。
無事に3周年を迎えることが出来たのも、ひとえにこれまで当店をご愛顧いただきました全てのお客様、クリエイターの方々、関係各社、スタッフなど多くの方々のおかげです。

心より感謝申し上げます。

初めてのブログですが、

この3年間を私の記録として記していこうと思います。

 

「海外挑戦」の夢を叶える為に、ニューヨークへ。

 

ambassador: new yorkの始まりは、2017年。

まだ26歳だった私と当時のパートナーを含めた4人で立ち上げました。「世界への登竜門となる場所」をコンセプトに、日本のブランドの海外進出をサポートすることを目的としたショップをオープンしよう!とアメリカ・ニューヨークに小さなショップをオープンしました。

開店初期は、約5社ほどのブランドの海外展開のサポートからスタート。

毎日営業し、海外のお客様に日本のブランドの魅力を伝えておりました。

 

 

アメリカという異国でのショップ運営は、想像していたよりも難しく、物件の突然の差し押さえによる営業停止や高額な家賃など

異文化でのビジネスはハードルが高かった苦い思い出が今でも思い出されます。

 

(*ニューヨーク内で移転後のambassador:のお店)

 

それでも、日本のブランドの海外進出、日本のブランドの魅力を世界へと発信する!という一心からニューヨークでの店舗運営を続けていました。

 

そんな中、現在もある阪急メンズ東京のリニューアルに際して、出店の話をいただきました。

場所は違えど、日本のブランドの魅力は日本でも伝えていかなければいけないと想い、

新たに4人のメンバーを向かい入れ、日本のアンバサダーがスタート。

 

 

 

前途多難!? 開店1ヶ月で訪れた大きな転換期

 

2019年3月15日にニューヨークから日本に上陸という形で、無事に開店しました。

開店当初は、日本とニューヨークという遠く離れた場所で、店舗を運営していました。時差が約12時間ほどあるので、昼間は東京のお店、夜間はニューヨークのお店のことを考えたり、日本からでも出来ることや対応できることなどをやってました。

そんな日々が、約2週間ぐらい続いた3月末頃に、

突然一本の電話が入りました。

電話の相手は、当時のニューヨークを任せていたパートナー。

 

「ニューヨークに来る気は無いのか?もしニューヨークに来て、一緒に出来ないのならば、

ニューヨーク店はすぐにでも閉める。」

 

という連絡でした。

その場では、回答できなかったので考える時間をくれと伝え、

数日間寝る事もできないほど悩み続けました。

 

日本の取引先やスタッフとニューヨークのパートナー達や"夢"を、

天秤にかけられた気分でした。

 

「ニューヨーク店を閉めると、日本のブランドの海外進出を手助けできなくなる。」

 

「開店当時からお付き合いいただいている取引先に、どう説明をすれば良いのか・・・」

 

「新しく向い入れたスタッフ達のことはどうすれば良いのか?」

 

「ニューヨークのパートナー達とは今後どうなってしまうのか・・・」

 

などあらゆる事を、様々な角度から考え、悩み、はたまた過去を振り返っては後悔し、直面している難題から目を背けたくもなりながら、

 

「ニューヨークには、行けない。」

 

という苦しい答えをパートナーに伝え、ニューヨーク撤退を決意しました。

 

 

これが2019年3月31日の夜のことでした。

これまでの人生の中で一番辛く、悲しく、大変な決断をしたわけですが、

いま思うと、この時の決断が、アンバサダーの進むべき道を決めた決断になったのかなと思っています。

また、続きは後日。

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